このワークショップへ登録された受講者様は、コースを終了するまで登録日から8週間有効期間があります。コース登録日から8週間以内でコースを修了されていない場合、登録ユーザーのアカウントは無効になりますのでご了承ください。
このワークショップは学習者のコミュニケーション様式に関わらず、すべての学習者がご家庭、職場、学校や地域社会など様々な環境にて自立を高めるためにつながる重要なコミュニケーションスキルの教え方について説明します。
一般的に様々なスキルがコミュニケーション介入プログラムで指導されています。しかし、複雑なコミュニケーションニーズを持つ人々が家庭や地域社会、学校または支援所などの環境で自立して物事ができるようになるには、ある特定のコミュニケーションスキルを獲得する事が必要と言われています。重要なスキルの一つとして、表出コミュニケーションがあります。これは、他の人に重要なメッセージを伝えるために必要なスキルです。例えば、強化子の要求、手伝っての要求、休憩の要求、「はい」と表す事と「いいえ」と否定するスキルなどの特定なスキルが含まれています。もし、対象の学習者の方々が落ち着いて、効果的に自分の要求や必要な物事を伝えられない場合、彼らは様々な状況にそぐわない行動を表す可能性があるため、これらのスキルを習得することがとても重要となります。このような状況にそぐわない行動を減少させるには5つの重要な表出コミュニケーションスキルを教える必要性があります。
もう一つの重要なコミュニケーションスキルは、理解的コミュニケーションです。他人からの重要なメッセージを理解することに関連しています。理解的コミュニケーションスキルには、待ってに応じる、指示に応じる、スケジュールに従う、そして、活動から活動への移行が例としてあげられます。これらのメッセージを理解できないと、対象者が困難になったり、危険にさらされたりする場合があります。このような困難から状況にそぐわない行動が起こらないようにする為、または状況にそぐわない行動を減少させ、そして、対象者が安全に行動できることを保証するには、これらの4つの重要な理解コミュニケーションスキルを教える必要があります。
このワークショップでは、なぜ、これら9つのスキルを最優先に教えるべきなのか、そしてどのように教えたらよいのかについて焦点をあてます。これらの指導法は、対象者の方々が使われているコミュニケーションの様式には関わらず(例:PECSⓇ(絵カード交換式コミュニケーション)、音声表出機器(例:PECS IV+)手話、発語など)、複雑なコミュニケーションニーズを持つ方々全てに該当します。このワークショップは、複雑なコミュニケーションニーズを持つ人々を支援されている先生方、支援者の方々また、一緒に生活をされているご家族の方々にお勧めです。この課題はPECSのトレーニングとともに重要なコースですが、PECSのトレーニングをまだ行われていない方々でも、単独で受講していただけます。保護者様、支援者、先生方、または専門の先生、皆様がこのワークショップの内容が皆様の現在行われている支援/指導や生活の中でメリットをもたらすでしょう。
学習内容:
このコースを修了するにあたり約6.5 時間から7時間 かかります。
料金:13,500円